四月になりました。今日から新しい年度、気持ちを切り替えようという方も多いのでは?
日本では、まさに桜が満開。どうして学校の名前に「さくら」という花の名前を入れたのですか?とよく質問されます。実はあまり深い意味はありません(笑)ただただ、ピンク色のきれいな桜の花が大好き、それだけです。
でもこの花を見るだけで、心が和む、勇気づけられる。そんな不思議な力を持っている花です。友達の日本人は、「ぱぁーっと咲いて、一斉にいさぎよく散っていく、短い命だからこそ美しい」そう話してくれました。
ヤンゴンでは桜の花は見られませんが、パダウという黄色い花があります。桜が数日で散っていくのに対して、パダウが咲くのはたった一日だけ。桜よりも儚い命です。桜の花が日本人の心であれば、パダウはミャンマー人の心かな。美しい花を愛でられるのもいいけれど、いさぎよく散って嫌なことを水に流すのも大事。新しい年度に過去を忘れて新たな気持ちでがんばろう。
ミャンマーの水祭りはもうすぐです。